Bikers Hi

英語圏に料理ファンが居るので英語使わせてもらってます

ジャーマンチャネル 10


言い訳・・・お盆シーズンで・・・
そこそこ忙しく(遊び)
作文は・・・・ちっとです!

次回がんばります! たぶん???



ジャーマンチャネル最初から

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ナオミがコーヒーサーバーからマグカップに注ぎ入れ、私に渡してくれた。
見ると、キティちゃんのイラストが描かれたカップで、くすりと笑ってしまった。
バイクファクトリーの男っぽい事務所に、不似合だがきっとナオミがわざと揃えたのだろう。

「いいでしょそれ!リトルトーキョースワップミート開催している時に見つけたの、日本の
駐在員ファミリーだったわ、娘が大人になって嫁いで使わなくなったからって・・・年輩の
お母さんが話すのよ・・・とても話好きな御婦人で、私の事を気に入ってくれて、全部まとめて
キティちゃんマグ購入してって・・・1DZも有ったのよ、でも破格のプライスであなたに買ってほしいからって」
「ほほ〜〜〜ナオミは御婦人にも人気だね〜〜〜」
「買ったらとても喜んでくれて・・・・・それがねっ、ビジネスカードお渡ししておいたらここにも遊びに来てくれて
車の修理依頼まで・・ホセは車も見れるからいいのだけど、その方の友人にまでここを紹介してね、いまでは親戚のお母さんみたい」
「それはすごいね!ナオミはいつの間にか営業しているんだね」
彼女の笑顔は人を惹きつける。天真爛漫なフレンドリーさをみんな好むようだ。
「たまに、おばさま方がここにいらしてケーキやクッキーをファクトリーのみんなに持ってきてくれるのよ、
キティちゃん達、大活躍ね!」

ホセも加わり、オフィスで3人で会話した。
相変わらずホセのスタッフは黙々と熱心に仕事に没頭していた。
ナオミは彼らにもコーヒーを入れたキティちゃんマグをこっそりとデリバリーしていた。
スタッフはナオミに敬意をもって接してる、彼女にはごく自然に人を気使う細かなサポートにみんな感心しているのだ。

「ホセさん、レンタカー預かってくれてありがとう!これからLAベースの契約に向かいます」
「おお!そうか・・・そうだな、そっちが先だな・・・俺は・・・PARTYの事しか頭に無かったよ・・・
・・・そうだ!キングはどーーーすんだ? あのまま使ってくれても構わないぜ」
ホセはオフィスの窓から見えるバイクの群れから、ロードキングを顎でしゃくって言った。
「本当にありがとう!今日は無理ですが、またお借りしに戻りますから」
「そうか!・・・ではベース確保して落ち着いたらナオミを迎えにやるさ、取りに来るといい」
「はい、ありがとうございます。少し日本の仕事を調整して必ずお借りしに来ますよ! やはり乗ってみてあのバイクはこの地には
最高にマッチしてますね、まさにアメリカンロードの為のバイクといった印象を受けました」
「おおお〜^なるほどな〜〜〜〜俺は職業柄、色々な国のバイク扱うが最近は日本のバイクが妙に魅力的なんだ、お客にもぞっこんの
奴が増えてきてな、日本メーカーとのやり取りも多いのさ」
確かに、地元バイカーが集まるカフェに行くと日本車が多くなっている。
「最近のバイクは診断PCに繋いで内部データを見るんだ、それで故障個所の把握が可能なんだな。
昔ならいじくって簡単に直せたもんだが、最近のシステムはそんなもんなんだよ、もっともキャブ装備なら
まだ問題無いのだがね・・・・」



つづく








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OSとIEの相性の問題みたい? すんませんな〜〜。